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2018-07-01

【2018 FIFA World Cup】第3戦、親日国ポーランドの血液型分布は?

試合よりお互いの国民気質が気になってしまった第3戦

第3戦は6月28日に行われました。
スタメン選手の顔ぶれは大幅に変更された模様です。
【スタートメンバー】
GK_川島 永嗣 (O)
DF_酒井 高徳 (A)
DF_長友 佑都 (O)
DF_槙野 智章(O)DF_吉田 麻也 (O)
DF_酒井 宏樹 (A)
MF_柴崎 岳 (B)
MF_宇佐美 貴史 (B)
MF_山口 蛍 (A) 
FW_岡崎 慎司 (O) 
FW_武藤 嘉紀 (A) 

岡崎➡大迫/宇佐美➡乾/武藤➡長谷部



【試合結果】🏆ポーランド(1) × ジャパン(0) JFA,JP公式サイト参照

日本チームはポーランドに負けたのですが、一方のコロンビアと対戦したセネガルと日本が2位で並び同得点になったため、唯一フェアプレイポイントで上回る日本が決勝進出になったという経緯です。

3戦目のこの試合は、勝つかあるいは引き分けならば決勝進出。しかし日本がポーランドに負けた場合は…
①セネガルが勝つ➡日本は2位で出場決定
②コロンビアが勝っ➡日本はセネガルと同得点➡フェアプレイポイントの差で出場決定
③セネガル×コロンビアが引分け➡日本はコロンビアと並ぶが得失点で下回るので3位敗退
ということだったようです。

両試合は同時に行われていました。試合開始の時点ではどういう展開になるかは分からなかったことではありますが、サッカーの場合、こうした数々のパターンを想定しながら試合を進めるのでしょうか?「とてもデリケートな試合になるだろう」と、西野監督が試合前のインタビューで言っていたのはこういうことだったのですね。
とにかく、試合はなんだかゆる~く、スローペースで進んでいたような気がします。なにせ、2戦目のセネガルチームとのスピード感溢れる試合を、たった数日前に見たばかりだったので、「選手を大きく入れ替えたせい?」「ポーランドが動きが鈍くて、それに日本も合わせてるの?」「日本はひたすら守りを決めこんでるの?」などと、素人的憶測でブツブツ思いながら、動きの少ない両チームを眺めていたのでした。
前半は、何度もポーランドにゴールを攻められながら、川島GKはよく頑張って守ったのですが、後半、10分そこそこを経過したところで、とうとう1点を許してしまうことになります。
そして、ここからの試合の運びが、それがサッカー文化なんだと、サッカー通の人は言うようですが、なかなか意味深なものになったのでした。日本はとにかく、点を取らせないという守りの姿勢を更に強めたわけですが、「まだ残り30分もあるんだから、とにかくがむしゃらに1点頑張って入れようよ!」というのは、どうやらド素人な考え…? その上、ポーランドチームの方も積極的に2点目をとりに行くという雰囲気があまりない…?この時点では③のパターンです。
そうこうするうちに、残り15分ほどとなり、すると一方の「コロンビア×セネガル」の戦況に動きがありました。コロンビアが1点を得点したので、②のパターンに入ったわけです。すると日本選手たちは、もうボールを送るだけで試合を進める気がありません。ポーランドチームもそれを了解済みの様子で、自分たちの勝ちは決まり、3敗退場という最悪は逃れたわけだし、あとは日本チーム決勝進出のためにむしろ暗黙の協力をしようというような、紳士的な振る舞い?だったということのようです。

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ポーランドの血液型分布!
まあとにかく、次のステージに行けたことをヨシとしましょう。
それよりも、この試合を観ながら、ポーランドのことが気になったので血液型分布を確認してみました。

O型=35% A型=38% B型=19% AB型=8%

欧州国にしてはB型とAB型がちゃんといますし、日本(31%,38%,22%,9%)の分布と比べても、O型が少々多い分B型が少ないという感じで、血液型バランスの、よい国だったのですね。
そういえば、ポーランドとはどんな国だったか?聞いたことはあっても具体的なことは何も知らなかったのだと思い、ポーランドについて検索をしてみました。

※ポーランドについての概要➡Wikipedia
※ポーランドの人々は日本に感謝しているほどの親日国なのだそうです。➡MAG2NEWS「なぜポーランドの人々は日本に感謝し続けるのか」
戦争当時の混乱や悲惨さがどれほどか、今世代の私たちには想像できませんが、それにしてもそんな以前のことを、義理堅く今も感謝し続けて下さっているなんて、今となっては我々日本人の方こそ、お礼を言いたいぐらいですよね。こうした日本人の武勇伝は世界中のいろいろな国で耳にするのですが、当の日本人はあまり知らないことが多いものです。今の日本人にも、当時の日本人の心意気が残っていることを切に願います。
今回のサッカーの試合での、ポーランドチームの紳士的協力?は、こうした親日感情の良さも加わっているのかもしれません。それに私の知る限りですが、日本と血液型分布が似ている国は、なぜか友好的なことが多いようです。友好的というより、何となく相手国のことがわかるから気が合う…というような感じかもしれません。
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西野監督のA型らしさ全開!

西野監督については、以前の記事で少し触れました。
試合やイインタビューで西野監督の姿を拝見しながら、「A型らしい人だなあ」というのはずっと思っていました。振る舞いも、とてもダンディです。今回のポーランド戦で見せたリスクをできるだけ避ける慎重さも、A型的な決断のような気がします。その上更に、A型らしさを物語る記事を発見しました。


ダンディー西野監督の素顔「選手たちとのきめ細かすぎるつきあい方」(文春オンライン)

西野監督の情報収集は非常に細かい。とりわけ選手の情報については、コーチやトレーナーからこと細かく聞いている。選手の中には試合に出たいがゆえに、ちょっとした怪我や病気を隠そうとするケースがある。試合に影響しなければいいが、多くの場合は問題が起こり、選手の交代時間が早まったり、怪我が重症化したり、チームに影響が出てしまう。そのために選手を観察し、情報を仕入れ、ちょっとした変化すら見逃さない。

興味のある方は、全文を読んで下さるのがいいのですが、西野監督は、選手たちの挙動や会話によく耳を傾け、情報を集め、選手たちの状況を常に事細かに把握しているのだそうです。
監督や上司に立ったときのA型というのは、まさにこうしたやり方をするのです。優秀なA型上司は、それとない、気さくで穏やかな上司という印象を与えながら、部下の細かい情報を驚くほど細かく収集し、部下を把握しようとします。だから『人事のA』と我々は呼んでいるのです。

さて、次のステージは、ベルギーとの戦い。ベルギーの血液型分布は(O型=46%, A型=43%, B型=8%, AB型=3%)と、イギリスに近い血液型分布でO型色がやや強いようです。
試合は7月2日(日本時間は3日午前3時)となります。



2018-06-26

【2018 FIFA World Cup】第2戦、血液型目線で選手を観察してみた

W杯!日本代表のサムライっぷりを応援しよう♪(第2節)


W杯、2戦目に対するのはセネガルでした。

(※セネガル=西アフリカ、サハラ砂漠西南端に位置する。共和制国家)

試合が日本時間で深夜0時からだったので、リアルタイムでTV観戦できる人は少なかったかもしれません。

実は、サッカー観戦をするのはずいぶん久しぶりで、前回観たのはいつだったのか、対戦相手はどこだったのか、思い出せないぐらいなのです。しかし久しぶりに腰を据えて観てみると、日本チームのプレーは格段に上達して洗練されているというのが、素人目にもよく分かります。久しぶりに観たからこそ、その歴然たる差を感じたのかもしれませんが、何というか、その進化ぶりを観れただけでも感無量という気分。

さて、スタートメンバーは第1戦目と同じ構成でした。

セネガル(2) × ジャパン(2) JFA,JP公式サイト参照
【スタートメンバー】
GK_川島 永嗣 (O)
DF_昌子 源 (AB)
DF_長友 佑都 (O)
DF_吉田 麻也 (O)
DF_酒井 宏樹 (A)
MF_柴崎 岳 (B)
MF_原口 元気 (O)
MF_香川 真司 (A) 
MF_乾 貴士 (A)  ※得点1(34分)
MF_長谷部 誠 (O)
FW_大迫 勇也 (O) 

【選手交代】
香川真司(A)➡本田圭佑(AB) ※得点1(78分)
原口元気(O)➡岡崎真司(O)
乾 貴士 (A)➡宇佐美貴史(B)

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試合経過
・試合開始後11分、ゴールぎわで川島がボールをガード、しかしそのボールを相手選手に跳ね返されて得点されてしまいます。川島選手、悔しそうです。
・日本チーム、長友が乾に渡して、乾が少し態勢を整えてシュートを決めます。前半34分で同点にしました。
・日本はこの勢いに乗って前半にあと1点入れられたら最高です。原口→柴崎→大迫とシュートの流れができましたが、大迫選手の足が間に合いませんでした。大迫選手、チャンスを逃して無念!
・同点のまま後半戦へ進みます。
・そして後半、71分でセネガルのムッサ・ヴァゲ選手に得点されました。セネガルチームがシュートの流れを形成しようとする中で日本チームも即座に防御を固めますが、こういうシチュエーションになった場合、彼らの手足の長さや足の速さを抑えきるのは少々難しそうです。残り時間20分というところで2対1に追い込まれました。
・ここで香川から本田に選手交代です。
・本田が入ってチームのちょっとガッカリなムードが変わるでしょうか…と、数分後、日本チームがゴールに迫り、揉み合いはじかれたボールを乾がゴール前のいいところへ送り込み、本田はそれに絶妙なタイミングを合わせてシュートを決めました。
・これで同点。残りおよそ10分、可能であるならあと1点追加して勝ちたいところでしたが、試合終了となりました。
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セネガルチームはやはりスピードが違います。風のようにササッと走ってきてボールを持っていかれる感じです。しかしセネガルチームは後半少々疲れが出ていた気配もありました。日本選手たちはしがみついてよく防御していたと思います。得点のチャンスを作りながら何度か逃しているので少し残念ですが、しかし全体的にはチームワークを常に乱さず攻撃モードで攻めていた印象でした。

長友選手がいつも的確な位置にいて良い態勢づくりをしているというのがシロウトの私にも分かります。彼のブレない落ち着きはチームのムードづくりに重要な役割を果たしているのではないでしょうか。経験値の高いO型の人というのは、その人がそこに居るだけで周囲に大きな安心感を与えます。

にわかサポーターなので上手く説明できませんが、B型の柴崎選手の動きは他の選手たちとちょっと違う、ある種の天才性を感じます。せめぎ合いで誰もが一瞬、ボールの行方が分からなくなっているような状況でも、柴崎選手は冷静にボールを把握して捉えているという場面が何度かありました。

本田選手はスタメンからは外れていますが、交代選手として1戦目も、今回の2戦目も、得点に貢しました。ボールのタイミングをつかむのが的確でとにかく巧いんですね。本田選手の場合スタミナが足りないところがあると聞いているので、スタメンでの起用よりこういう形の方がいいのかもしれません。AB型がある分野で高い技術を身に着けるとき、AB型的なセンスでそれがより高い精度で洗練され、そしてサラッと結果を出してしまったりするのですが、本田選手のシュートはまさにそんな感じです。

それにしても、スタミナが足りない…というのは、いかにもAB型らしいです。しかしこれは仕方のない面があります。たとえばO型の長友選手のようなタフさやスタミナを、AB型の本田選手に求めるのは無理があるのです。それぞれの機能と特性に合った鍛え方、使い方をするのが一番良いことで、今のところ西野監督の采配は成功しているようです。



次回、第3戦目に対するのはポーランドです。
(6月28日、日本時間23時キックオフ)


2018-06-25

【2018 FIFA World Cup】A型西野監督率いる"SAMURAI BLUE"

W杯!日本代表のサムライっぷりを応援しよう♪(第1節)


2018,FIFA(Federation Internationale de Football Association)サッカーワールドカップが開催中です。血液型を通してサムライ・ジャパンの活躍を追っていきたいと思います。

コロンビアとの初戦が行われたのは6月19日(火曜日)PM9時~。その日の夕方、私はいくつかの会合のために都内をウロウロしていたのですが、「この店、今日はめずらしく空いてるねえ」「今日はサッカー観るから早く帰っちゃったよ」などという会話が、行く先々で交わされておりました。

日頃サッカー好き人口が、日本にそんなに多いという実感はあまりないのですが、しかし21世紀以降の高視聴率歴代上位のそのほとんどが、FIFAワールドカップ観戦時だということなので、その日、東京の夜の街がガランとしても(渋谷以外!)、不思議ではないのかもしれませんね。今回のコロンビア戦も、瞬間最高視聴率は55.4%に達したのだそうです。
(過去W杯の視聴率)
・1998年W杯 クロアチア×日本(63.7%)
・2002年W杯 ロシア×日本(66.1%)
・2010年W杯 パラグアイ×日本(57.3%)

それにしても今大会、直前になって突然の監督解任劇なんかがあり、なにかと波乱含みで始まったわけで、選手たちも、決して完璧な状態で初戦に挑んだわけではなかったろうにと想像します。ところがそんな、誰もが「どうなることやら」と気がかりになったことで、勝利の女神が同情したのかしら?と思いたくなるくらい、試合開始後たった3分でコロンビア側のMFが退場、それが日本チームの得点につながり、しかもその後は10人対11人で試合を進めるという、日本側にしてみればなんともラッキーな展開となったのでした。
とにもかくにも、すったもんだの騒ぎの状況で初戦に勝ったことで、「え?勝ったの!?」と、サッカーにあまり興味のない人までも注目することとなり、今大会、なかなかの盛り上がりを見せてくれそうな気配。

以下は、日本代表の血液型リストです。

※選手のコメントはJFA,JPに紹介されている内容の一部を転載させていただきました。

チーム全体の血液型分布は、世界大会のような短期戦の場合、チームのムードを左右するので案外意味を持ちます。今大会は「O=10,A=7,B=3,AB=3」ですが、O型が少し多めにいることでチームの活力が強まりますから、なかなか良いバランスではないかと分析しています。

※対コロンビア戦は以下のメンバーで試合が展開しました。

コロンビア(1) × ジャパン(2)🏆 JFA,JP公式サイト参照
【スタートメンバー】
GK_川島 永嗣 (O)
DF_昌子 源 (AB)
DF_長友 佑都 (O)
DF_吉田 麻也 (O)
DF_酒井 宏樹 (A)
MF_柴崎 岳 (B)
MF_原口 元気 (O)
MF_香川 真司 (A) ※得点1(6分)
MF_乾 貴士 (A)
MF_長谷部 誠 (O)
FW_大迫 勇也 (O) ※得点1(73分)
【選手交代】
香川真司(A)➡本田圭佑(AB) ※アシスト(大迫の得点)
柴崎岳(B)➡山口蛍(A)
大迫勇也(O)➡岡崎真司(O)


2戦目のセネガル戦は次回の記事で更新します。
以下は今大会にまつわる追記のコラムです。
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日本サッカーのジレンマ
サッカーというゲームが日本に伝わったのはだいぶ昔のことでしょう。しかしサッカーというものが、日本の子どもたちの間に広く定着したのは1990年代で、まだ最近のことです。
学校の体育の授業や放課後なんかには、誰でも遊んだことのあるような馴染みやすいスポーツでもあったのですが、多くの学校は校庭のスペースを野球部やらテニス部やらが既に占めていて、サッカーまでの余裕はないのです。だから少年たちがサッカーに深く触れる機会が少なかったわけですが、そんなジレンマを打開するため、日本サッカー協会がプロリーグを設立したことで、一気に人気スポーツとなっていったという経緯があります。(日本サッカー協会/沿革)

とはいえ、日本のプロチームが、順風満帆にその道を突き進んできたというわけではないかもしれません。どんなことであれ、新しいことを始めるとなると、必要以上に世間の目は厳しいし、冷ややかだし、批判的なものなのです。馬鹿だ、チョンだ、弱っちいだとか、いろいろ言われながら頑張ってきたのではないかと思います。そういう紆余曲折を繰り返しながら、少しずつ層が厚くなり、技術レベルも上達し、FIFAの決定する世界ランクも、何と一度は9位に昇ったことさえあるのだとか。(日本代表FIFAランキング)

ところが最近、海外チームで活躍できるような選手も育っている一方で、サムライ日本としての成績は今一つのようです。まあ、このFIFAランキングというのは、ポイントのつけ方も複雑らしく、あくまで目安と考えればいいそうなのですが、それでも現在61位という位置づけは、選手もファンも、決して納得のいくレベルではないはずです。

そしてまた、サッカー後進国だった日本が世界レベルに進化するには、やはり欧州の指導者を呼ばねばダメだということで、これまでもサムライチームを率いてきた監督は、ほとんどが日本人ではなかったわけです。たしかに、試合の展開やサッカーセンスに関して言えばその通りなのですが、やはりそこには言葉の壁があり、しかも日本人特有の性質を理解する難しさなど、監督も選手も、そして協会も、双方にあったのではなかろうかと思います。

それでも過去歴代の、トルシエ氏も、ジーコ氏も、ザッケローニ氏も、そして今回の騒動のハリルホジッチ氏も、どの指導者たちも、日本と日本チームをとても愛してくれていたのだと、サッカーに精通していない私でさえ感じます。そして彼ら指導者が口を揃えて言っていたのは、「日本の選手とチームは着実に上達して優秀になっている。それなのに実力に応じた結果が出ていない」というものでした。だから彼らは尚更、指導者としてのプライドにかけて日本チームを何とか勝たせたいと思い、一生懸命になってきたのではないかとも思えるのです。

こうして、海の向こうからやってきた監督たちは、純粋にそのように思っているわけですが、"日本サッカー協会"っていうのは、全くもってニッポン的な組織でありますし、いろいろと事情も複雑になり、道理も、仕事の進め方も、監督たちとはさぞすれ違うことだろうと予測できるわけです。

"日本的A型気質"を再確認した監督解任劇
そんな背景の中でおこったのが、今回のワールドカップ出場権を勝ち取ったハリルホジッチ監督の、あまりに意表を突くような解任劇でした。これはもう、ハリルホジッチ本人だけではなく、誰の目にも「?」マークがいっぱいで、未だに不可解なくらいですが、マスコミや人々の勝手なウワサや憶測が飛び交うのを尻目に、コトは淡々と進められていたようです。後任に西野朗氏が就任することがすぐに発表され、協会はまるで何事もなかったかのごとくに、この件をさっさとリセットしてしまったというのが、私の正直な印象です。

さて、後任の西野朗監督の血液型はA型です。
こうした不可解な騒動の後始末を、シラっと収めるには、A型は最適任といえます。
A型はこんな時、余計なことは一切言わず、ひたすら寡黙にコトを進めていきます。ときとして周囲はその沈黙を、逆に不審がったり、恐れたり、独裁的だと捉えたりすることもあるのですが、A型的な感覚では、あちこちのほころびを取り繕っているうちに他のほころびが出てきて収拾がつかなくなるくらいなら、どう誤解されようがどう批判されようが、黙って行動するのが最もスピーディーだと考えるのです。実際その通りでもあります。

ただ、今回ふと思ったのは、それは確かにA型的な性質ではありますが、日本人のA型に、特に見受けられる特徴かもしれない、ということです。
なぜそういう思いに至ったかというと、今回の解任騒動の当事者ハリルホジッチ氏の血液型は解っていないのですが、彼の指導ぶりなどを聞いた限りでは、彼も高い確率でA型のような気がしています。そしてハリルホジッチさんは、最後の記者会見で次のように正直な気持ちを伝えました。
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「西野とのコミュニケーションは少なかったかもしれない。彼に意見を求めたが、あまり多くを語らない人だった。いつも『良かった』と言ってくれた。会長には解雇権があるので、解雇は問題ない。私がショックを受けたのは、前もって情報をくれなかったことだ。何の相談もなかった。西野にしても田嶋にしても、『ハリル、問題があるぞ』となぜ言ってくれなかったのか。一度も言われたことはなかった。私の得意分野である『最後の詰め』という仕事をさせてもらえなかった」(Wikipediaより
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これを読んで、ハリルホジッチさんに、私は同情したい気持ちになります。
ハリルホジッチさんが、多少頑固者で融通のきかないところはあっても、誠実に責任感と忠誠心で仕事を完遂させたいA型だったとしたら、それはほんとうに悔しかったに違いないのです。しかも彼には、今回のような、いかにも日本的な体質のやり方は全く理解できません。だから純朴に、まるでキツネにつままれたかのようなショックを受けたのでしょう。

ABO血液型は人類共通なので、どの国どの人種においてもABO遺伝子としての性質は同じなのですが、そこから派生する二次的性質には、その土地の文化歴史による特有のものが少なからずあるのも事実。今回の一連の出来事を眺めながら、それを日本の特異的な性質といったらよいのか、日本的A型の性質といったらよいのか、あるいはそういうのを総じてサムライ的な性質というべきなのか、正直、何とも判断がつかないところではあるのです。
とにもかくにも、A型西野監督は、その全てを背負っての出陣なんだろうと思います。A型が使命感のもとに崖っぷちに立たされたとき、開き直って本来の度胸と負けん気が顔を出します。西野監督は、なかなかの強さを見せてくれるのかもしれません。


2018-06-17

"オネエ系"タレントの血液型をリストアップしてみた

日本の"オネエ文化"を牽引してきたのはA型なのか?


現在、日本では、"オネエ系"と呼ばれるタレントやアーティストの活躍が目立ちます。

"オネエ系"とは造語でしょうが、みなさんもご存知のように、男性としてこの世に生を受けたものの、「ハートは女なのです」とか、「心身ともに女性に生まれ変わったのです」とか、「女性の装いと美を愛します」とか、「男ですけど男を愛します」とか…etc。まあ、とにかく、さまざまなパターンがあるようでして、以前は"ゲイ"とか、"ニューハーフ"とか、"オカマちゃん"とか、呼び分けようともしてみたのですが、どうも分け方が難しい。それにやはり、セクシュアリティのことはご本人のとてもナイーブなことですし、周囲で勝手に決めつけるのも失礼だわよね。と、そんな紆余曲折を繰り返す中…ならばむしろ、その辺をぜ~んぶひとくくりにしちゃった方が、当たり障りないんじゃない?ってことで生まれたカテゴリー(言葉)が、"オネエ系"なのだと思われます。

そして彼ら(彼女ら?)は、たんに目立っているだけでなく、アーティストとしてもその道を大へん極めている方が多くいらっしゃるのです。
そんなわけで、世の中にこれだけオネエ系人口が増加中なら、そろそろ血液型分布なんかを調べてみようかと、以下にリストアップをしてみました。


日本中のオネエ系人口を調べることは不可能なわけで、リストは主にTV出演している方たちです。つまり彼ら彼女らは、何らかのタレント性を売りにしており、そして公然とカミングアウトをした人たちということでもあります。
そしてリストを眺めると、なかなか興味深いことが見えてきて、「う~ん」と唸ってみたりしながら、少々困惑ぎみになったりもしました。

まず、数値上では一見A型が多いように見えますが、33名という母数では統計的に少ないので、現段階でA型が多いと言うことはできません。つまり、今の段階ではどの血液型だからオネエ系になりやすいというような偏りをいうことはできません。
そうではあるのですが、やはりA型リストに注目してしまいます。
三輪明宏からピーターまでの6名は、ずっと以前から女装男優やタレントとして知名度の高い面々。オネエ系のパイオニアたちはA型に勢ぞろいしています。それに加え、近年新たに出現して人気支持率を保ち続けているマツコ・デラックスやIKKOらもA型…。
もしかして日本のオネエ系の歴史って、A型がリードしてきたの?と言いたいくらいなのです。

●美意識の高さがオネエ系へ走らせる?
「A型男子は女装好き?」
そんなフレーズが頭に浮かびながら、いつだったか、友人のA型男性が化粧っ気のない私の顔をまじまじと見ながら、こう言ったのを思い出しました。
「オレがもし女だったら、完璧に化粧して徹底的に美を追求するね」
そこで私はつかさず切り返しました。
「別に女じゃなくたって、化粧なら今すぐできるわよ」
友人は笑っていましたが、まんざらでもない様子?

私が思うに、A型の場合、その完璧主義的な性質が、「美」を意識し、「美」に魅せられたりする中で、「女装」や「女性化」につながっていくことがあるのかもしれないなと。見方によっては一種のナルシストともいえるのですが、だって、あの三島由紀夫(A型)も、「完全美」を追求し過ぎての、あの身体、あの思想、あの行動だったと言えるのです。

●開き直ってカミングアウトするA型の強さ
もうひとつ、A型オネエ系について言及したいことがあります。
25年ほど前のことですが、20代の男子たちにアンケートをとりました。その中に「自分って"オカマ"かも?と思ったことがある」(Yes , No)という質問があり、Yesと答えたA型は何と、0%でした。
A型の性質というのは、白黒ハッキリさせたいところがあります。そしてこの頃の時代背景では、まだオネエ系を社会が受け入れていなかったというのが多分にありました。するとそういう社会通念の中でのA型の判断基準というのはとてもキッパリしてくるので、「0%」なんて極端な数値を打ち出してしまったわけです。
そしてまた、これは逆のパターンなのですが、「自分は"オネエ系"なのだ」と自ら認めた時、今度はA型は開き直り、キッパリと世間にカミングアウトしてしまう、ということなのです。

こうした事情が、リストにA型が目立っている理由ではなかろうかと、今のところ分析しているのです。
①完璧主義のA型男性は美意識が高く、それが女装を主とするオネエ系に向かう。
②白黒ハッキリさせたいA型は、社会に認めさせ己もケジメをつけるため、カミングアウトする。(A型の開き直り)

B型➡生まれながらの両生類?
また、他の血液型についてコメントするなら、B型のオネエ系の場合、いつものごとくA型とは対照的で、そもそもオネエ系だとか何だとか、自分のセクシュアリティについて深く考えたことがあまりなく、「気づいたら自然とそうだった」とか、「そもそも男でも女でもどちらもこだわっていない」など、ケジメの無い発言をしている人が目立っています。前出のA型の例で説明した同じアンケートでは、「オレってオカマかも~」にYesと答えたB型は、30%近くもいたのです。

O型➡戦って勝ち取ったセクシュアリティ
そしてO型のオネエ系を見ていると、小さい頃からずいぶん悩んだりいじめられたりしながら、自分と戦った末に思い切って性転換をした方などが目立ち、全身全霊で事にぶつかっていく、いかにもO型的な性質を垣間見る気がします。

AB型➡セクシュアリティもスイッチひとつで切り替えられそう?
そしてAB型オネエ系です。AB型の場合、B型とやや似てて、深刻さはあまり見られず、何となくそうなったという感じがあり、しかも、いつでも元の"男"に戻ることだって出来そうな気配。こう言ったら失礼かもしれないけれど、どこか趣味的な雰囲気もないではない、という感じです。


※このデータに関しては、今後も追加修正があると思われます。
また、修正すべきデータ、あるいは新データなど、お気づきの点があればお知らせ下さると大変ありがたく思います。


2018-02-22

平昌オリンピックを血液型であれこれ~スピードスケート

A型のホントの強さを見せてくれた小平選手に拍手

オリンピックなどの世界大会で日本人が表彰台に上るとき、いつも思うことがあります。
たぶん、同じ日本人は、みんな感じていると思うのです。
「小さいんだな」

1992年、オリンピックの申し子と呼ばれた橋本聖子(B型)さんが、スピードスケートで、冬季オリンピック日本人女子初の銅メダルを獲得しました。彼女は東京オリンピック開催の数日前に産まれたことで聖子と名付けられたそうですが、その期待どおりにメダルを手にしたのです。娘が表彰台に上る姿に、それは感極まったであろう名付け親のお父上ですが、その時ふと漏らした言葉も、「小さいんだな」だったそうなのです。

日本人が海外勢の、特にスポーツ大国である米国や欧州の選手たちと共にメダルを掲げるとき、まさまざと、その体の大きさの違いを見せつけられます。
「この人たちに勝てたんだ!」
そして改めて思うのです。ここに立った選手たちは、本当に凄い選手たちだと。

今大会の平昌オリンピックでも、同じようなシーンを幾度となく見ることが出来ました。いや、今回は、あの時からとてつもなくパワーアップして、スピードスケートだけでも500mの金、1500mの銅、1000mでは2人並んで銀と銅。その上、団体パシュートの金!
表彰台を日本勢が占領してしまいまいた。
「小さいのに凄いよ、まったく!」

今回はそのヒロインのひとり、小平奈緒選手に注目したいと思います。
小平選手は、試合前のどのインタビューを見ても、何にも動じない平静さが常にありました。リキんでもいないし、気負ってもいない。高揚もしていない。
「この選手はやり遂げるかも」
実は私、普段テレビを観ないし、話題のニュースを取得するのも苦手なので、今回のオリンピックについてもあまり知らなかったのです。しかし、たまたまつけたTVでインタビューを受けている小平選手を見た瞬間、思わず見入ってしまい、私の直感がそうつぶやきしました。そしてこの落ち着き、この平静さ、この、芯が一本通ったようなこの感じ…。A型に違いない…と。そして急いで調べてみると、やはりA型とありました。A型と知って、私は益々、興味深々になったのです。

彼女の最初の種目は1500m、6位入賞。そして1000mでは銀メダルを獲得。2つの競技を終えたインタビューでも、小平選手は始終落ち着いています。実に平静で、平常心なのです。むしろ、ややテンション高めにマイクを向ける記者たちを、彼女が落ち着かせているかのようです。どうやらこの2種のレースについては、本命の500mに向けたステップで良し、とも考えていたようでした。

そして、いい形で心身を整えながら迎えたいざ500m。何と、オリンピックレコードを更新しての見事な金メダルを、しかと手にしてしまいました。余裕の勝利です。
「やった!すごい、小平選手!」
私は、そう声に出したのと同時に、「そうよ、これが本来のA型よ!」と、心の中で強く思ったのです。
感無量ー。
私は今まで、これほどオリンピック選手を称え、感謝したいと思ったことはないかもしれません。

血液型については、多くの誤解があります。
誤解、というより、知識不足、理解不足といった方が正しいかもしれません。世の中に知られている情報が、決してウソとかインチキばかりというわけでもありませんが、そのほとんどは、表面的な、つまり上っ面をすくっているようなものが多いのです。仕方がないと言えば仕方のないことです。それは血液型に限らず、どんな事も、深く知るにはそれなりの時間も意欲も必要なのですから。けれど、その誤解の中で、私が一番気になっていたのはプレッシャーに関することです。

時として、プレッシャーということが安易に扱われることがあります。
たとえばB型はプレッシャーに強い、A型はプレッシャーに弱い…云々。困ったことに、A型自身が、そう思い込んでいることさえあるのです。

プレッシャーとはつまり、外部からの圧力により物理的、精神的に負荷が大きくなることなのですが、能見正比古は、これについて情緒的な側面から分析し、その揺れ動きを「情緒の波」として、各血液型の特徴を示してきました。(血液型とエモーション)
結論を言えば、「それぞれに情緒の揺れ動き方には特徴的な傾向があるが、決してどのタイプが強くてどのタイプが弱いというような、単純なものではない」というものです。ところがどう説明しても、なかなかその真意を理解するのは難しいようです。それに実際のところ、この波を上手く扱える人は、どのタイプにもそういないのです。なぜかというと、このプレッシャーというものが、体質的なことに深く根差しているからなのです。つまり、気力や気概というような、脳で処理するだけではコントロールが難しいものだからです。

外部からかかる負荷の大小は、私たち人間の自律神経を左右します。体を緊張させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経のバランスがシーソーのように揺れ動くのです。それは考える脳で処理するというよりも、体が自然に反応する生体制御です。これが血液型と深い関係がありそうなのですが、自律神経の研究をしていた医学博士の安保徹さん(2016年死去)が、その一端を示してくれています。彼の研究によると、A型とAB型は交感神経に傾きやすく、O型とB型は副交感神経に傾きやすいというのです。

それはこれまで行ってきた我々の観察とも大いに一致します。たとえばスポーツをする上で、対照的な性質を持つA型とB型をみた場合も、自律神経による体質差は顕著に表れるのです。世界舞台で競い合うアスリートたちは、極限状態まで力を出し切ろうとするわけですが、その状態は要するに、交感神経側に一気に傾くときで、筋肉や骨格筋、血管などは収縮、緊張をして、硬くなります。そしてA型とB型が同じ極限状態に置かれたとすれば、A型の方がB型より、より強力に交感神経側に傾く傾向にあると考えられるのです。

もちろんB型も、その状況では交感神経が最大に優位になっているはずですが、本来が副交感神経優位タイプのB型の場合、その硬くなった緊張状態からリラックスモードへ戻していくのも容易いのです。ところが一方のA型の方は、交感神経側に傾き過ぎたバランスを戻すのに、時間がかかってしまうのです。
するとどういうことがおこるでしょうか。そんな大舞台では、当然気持ちも緊張しています。A型の体は更に硬くなる方向へ向かい、緊張とリラックスのバランスは完全に崩れて、結局思い通りのプレーが出来ないという結果になりやすくなってしまいます。

これはどんな分野のスポーツでもよく聞くことですが、A型の選手は、練習では非常によく仕上がっていても、本番になると上手くいかないという悩みを抱えていることが多いのです。そして、「自分はプレッシャーに弱いんだ」「気持ちが弱いのだろうか」と、精神的な弱さと捉えてしまうこともままあるのです。しかしA型性のしくみを理解せずに、単に精神論で解決しようとすると、むしろ逆効果になってしまう可能性があります。気持ちを強くして力めば力むほど、交感神経は強力に働き始めるからです。

それらの多くはA型的な体質によるものであり、単に”プレッシャーに弱い”というような、一言で片づける類のものではないということを知ってほしいのです。そして私は、そういうA型的な体質をよく理解したなら、そんな悪循環に陥らないで済むのはもちろんだし、その体質に上手く対処する方法があるのだと、どこかで証明したかったのです。
今その願いが、叶ったような気分です。小平選手が、それをやってのけてくれたのです。彼女の強さはどこにあり、どうやってここまでの進化を遂げたのでしょうか。

小平選手が13年間指導を受けてきたのは、結城コーチです。結城コーチは最初、「何でこの子はスケートがこんなに下手なんだろう」と思ったといいます。もちろん小平選手は、その時すでに全日本ジュニアで優勝を果たしており、その才能は開花し始めていたのですが、結城コーチのその言葉を素直に受け止めたと言います。
「どうしたら速くなれるか知りたかったから、そう言われてむしろスッキリした」のだそうです。小平選手のこの、「どうして?」「知りたい!」という、純粋で素直な問いかけが、成功の扉を開けたように思います。
A型は、子どもの頃、質問少年質問少女が実に多いのです。
お母さんや先生に「なぜ?」「どうして?」を連発しては、辟易させたりもします。ところが大抵、大人たちは忙しいものだから、「後にして」とか「そんなこと分からない」とか、適当に答えてしまうことが多くなり、それが結局、A型の子の純粋な「なぜ」を封じ込めることになってしまうのです。だから小平選手が、そのA型的な純粋さを持ち続けていたことは、とても意味のあることなのです。

その後彼女は、結城コーチの指導を素直に実行し、着実に力をつけていきます。そしてバンクーバーオリンピック初出場では入賞を果たし、団体パシュートで銀メダルも手にします。
さて、その4年後のソチオリンピック。今度は個人種目でのメダルを狙っていました。練習はきっちりやってきた。自分のスタイルも完成してきたし、日々力もついてきている。彼女は自分の成長に実感があったはずです。ところが蓋をあけてみたら500mは5位入賞どまりで、1000mでは13位。
「なぜだろう?」
「どうしたら速くなるのだろう?」
納得がいかなかったのだと思います。それは彼女が、これ以上ないというくらいの練習をしてきたからこその疑問です。出来ること、やるべきことは全てやってきた。ならこれ以上速くなるにはどうしたらよいのか?そして答えを見つけるために、単身でオランダに渡ることになります。

オランダの2年間が、彼女をバージョンアップしたのは間違いないのでしょう。日本とはまるで違う性質を持つ国です。日本の人にとって…特に協調性があり過ぎるくらいのA型にとっては、オランダの人たちが、自分の意見をあまりにはっきり述べることに、最初は戸惑うだろうと思います。オランダの人々は、本当に小さい頃から、自分の考えと自分の責任で、何でも発言し、何でもするのです。彼女はたった2年間で、ほとんど完璧なオランダ語を身に着けたといいます。
「知りたい」「学ぶために来たのだ」という意識を生真面目に持っていた彼女は、オランダ流のその感覚も、しっかりと身に着けたに違いありません。周囲に流されることのない「自分は自分」という、個を保持する考え方は、同調しやすい日本的な、あるいはA型的でもある思考特性からの脱皮となり、一流のアスリートとして大きな精神的成長にもなったことでしょう。

とにかく「なぜ?」を追及する小平選手は、ひとつひとつ納得するまで、そして新たに学んだことが自分のものとして自分自身に同化するまで、根気よくコツコツと、取り込んでいったのだろうと思います。それは本当にA型らしい学び方なのです。

オランダから戻った小平選手をみて、結城コーチは、「違う考え方を身に着けてきた」と思ったそうです。
結城コーチとの二人三脚の訓練が再会しました。コーチ独特のアイディアで行われる練習プログラムは、微妙な筋肉を鍛えるものや、コーナーをいかに速く回るかというような、0.1秒でも早く滑るために組まれた地道な訓練です。小平選手は、それを決して飽きることなく、積み重ねていったのでした。そしてその成果は確実に結果に現れ始め、世界最速記録を次々と更新していったのです。結果が出れば、また練習に精を出すことができます。
A型の人は、我慢強い反面、実は飽きっぽいところもあり、頑張り続けるためには日々成長している実感を求めたがります。それだけ、人の何倍も精魂込めて取り組んでいるわけだから、A型にしてみれば、当然の得るべき報酬なのですが。

結城コーチと小平選手の息は、ピッタリと合っていて、非常に上手くいったのでしょう。むろんそれは、小平選手がコーチの指導を忠実に、素直に実行したからですが、2人の信頼関係は揺るぎのないものになったに違いありません。練習も順調。結果も出てきた。コーチとのコミュニケーションも問題ない。盤石な土台がどんどん敷かれていきます。

A型の人は、目標を掲げて何かを成し遂げるとき、1%の不安も残したくないと考えます。
「この部分はまだちょっと不安が残るけど、まあ行っちゃえ」というようなことは、したくないのです。
出来る限り準備は万全を期して、それに臨もうとします。それが日々の日常的なことなら、少々心配症過ぎるんじゃないかということにもなるのですが、オリンピックの大舞台で一発勝負の勝利を目指すとなれば、万全であればあるほどいいに決まっています。
そしてそれが、練習の積み重ねによって可能なんだということを、彼女は身をもって実感してきたのです。小平選手がこのオリンピックに臨んだとき、「やれることは全部やった」という、万全の気持ちだったというのは、インタビューの答えを聞いていてもよく分かります。

さあ、そしていざ本番。あとは、気持ちを平常心に保つだけです。
「平常心」というのは、A型にとっての最適な座右の銘となるかもしれません。以前、九重親方(元横綱千代の富士、2016年死去)の部屋に行ってお話を伺ったことがあるのですが、幕内優勝31回を果たしたA型横綱が常に掲げていた言葉は「平常心」だったといいます。当時の相撲界の力士たちは寝ても覚めても練習の鬼だったそうで、練習は、やればやっただけ身になっているものなんだ。しかしその力を本番で出さなければならない。それには平常心で臨むことが一番重要なんだと。

ここで話を、A型的体質の交感神経優位に戻します。交感神経に傾きやすいA型は、格闘技や筋肉を使う競技スポーツでは、強い筋肉を必要とするので、その点では、決して不利ではないのです。むしろその硬さは、身体能力の高さにも繋がっています。ところが、それが必要以上に硬くなってしまった時には、体中がガチガチになり、身動きがとれなくなってしまいます。本番の気持ちの緊張は、それを助長して悪循環に陥りやすいのです。だから気合を入れすぎるのは、A型にとっては致命傷になりかねないということです。

充分な練習を重ねた体は、既に最適な動きを記憶しているのだから自然に動いてくれるはず。後は、それ以上の負荷を体にかけないようにすることが大事になってくるのです。それには周囲の動向に動かされることなく、平常心で臨むこと。それが一番だということです。

小平選手が、そのA型的体質を充分過ぎるほどに鍛え抜き、スピードだけではなく、細かな動きに至るまでのテクニックを磨き上げ、万全を期したのはいうまでもなく、そしてその上で、「平常心」を手に入れたことが、勝利の全てだったのだと確信します。それがA型の、最もA型らしい勝利への道になるのです。

時々A型の人は、O型のように大胆になりたいとか、B型のように気楽になりたいと考え、そうなれたらもっと凄いことが出来るんじゃないかと思ったりします。けれど、A型の緻密さ、正確さ、完成度の高さ、積み重ねた訓練の賜物、そういう盤石さを備えて尚、おごるでも高ぶるでもなく、平らな気持ちでいられたのだとしたら、向かうところ敵なし。パーフェクトです。おそらくそれは、他の血液型には、どう努力してもなることが難しい、A型だけが味わえる境地です。

私は、ABO血液型というような遺伝子的な性質を、人間は乗り越えられると信じています。それは、自分と違う血液型のようになるということではなく、自分の性質を100%使いきるというところから始まります。小平選手も、そして他の選手たちも、自分の持てるツールを最大限に活用しようと努力してきました。体の大きさや体力の違いも、最終的にはあまり問題ではないのです。
活躍する日本選手たちを眺めながら、感嘆のため息とともに改めてそう思うのでした。


2018-02-03

能見正比古の蔵書~彼の頭の中を覗いていみると

A型は歴史小説?B型の好むジャンルは?

その人の本棚を見ると、その人の価値観や興味の対象が分かる、というのは、よく言われることです。

そういうことで、改めて自分の本棚を眺めてみると、なるほどねえと、我ながら苦笑してしまいます。
純愛小説とか、そういうたぐいのものは一切無し!料理本とか趣味の本、女流作家の本もまるで無し!
あるのは……?ああ、これじゃあ、まるでオトコの本棚ですよね。つまり私がモテないのは、私の頭の中のせいなんだと、妙~に納得するのであります。

自分のことはさておき、話を本題に戻しますと、私の仕事場の本棚には、先代、先々代の、師匠の蔵書もたくさん残っています。
事務所移転の度に少しずつ整理(断捨離)をしてきたので、当初に比べると1/4ぐらいに減ってしまったのですが、それでも運よく?生き残った本たちが、仕事場の本棚でひしめき合っているわけです。
そこで年明け早々、たまには本棚の整理でもするかと思い立ち、縦に横にと雑然と並んでいた本たちを並べ替えることにしました。
能見正比古が読んでいた本ともなれば、新しい本でも1970年代。古い本だと昭和ひとケタ
発行で、横書き文字を右から読むというような、年代物になるわけです。この辺になると、言語もかなりクラシカルで、私には到底、スラスラ読むことなどもはや不可能ー。

ざっとタイトルだけ見ると、能見正比古の蔵書類は、実にさまざまなジャンルに広がっています。
人物伝、純文学、人文学、ロシア文学、ノンフィクション、事典類、科学系、SF、叙事詩…etc
B型らしいとも言えるのでしょうが、能見正比古の興味が、実に多方面に広がっていたというのを、彼が手にした本たちを眺めていてもよく分かります。
しかし、本を手に取りながら、題名と著者を見て、さてこの本はどこに分類しようかと、中味をチラチラと確認しているうちに、私は、その一見すると、分散しているかのように見える能見正比古の蔵書類から、ひとつの、確かな共通性を感じとったのです。

「やはり能見正比古は、人間について、ず~っと、ず~っと、研究してきたのだ!」

そうなんです。
そのジャンルがどうであれ、本棚にずらりと並んでいるこれらには、「人間とは何か?」と探求する、彼の大きな大きなテーマが、しかと横たわっているのです。
薄い本にも、分厚い本にも、専門書にも、少年少女向けの本にも、「人間」とか「温もり」とか、私は全ての本に、何かそういう肌合いを感じたのです。

能見正比古が、B型について書いているこんな部分があります。
「B型は、興味が次々と移り、無意味に分散し、飽きっぽいだけだと周りから見えるが、そのB型にとっての根底にあるテーマは、案外一貫していることも多いのだ」

能見正比古のテーマは、「人間とは何か」
ただただ、それに尽きたのに違いないのです。
(本を見ながらその想いに浸り、ちょっぴりウルウルしてしまいました。)

そしてまた、ちょっと面白いジャンルも再発見しました。
写真に写っている本類がそうですが、今でいうなら、オカルト系とでも言えましょうか。
『宇宙』とか『未来』とか、そういうタイトルがやたら目につきます。
中でもアダム・スキーの「宇宙からの訪問者」などは、宇宙人に直接出会ったと公言し、欧米諸国を騒然とさせた人物の手記です。
すると能見正比古は、人間の探求には、”宇宙”も想定内にあった…ということなのかもしれません。

せっかくですので、もうひとりの師匠、A型、能見俊賢の蔵書もご紹介。
これはもう、タイトルも著者も、表紙を見ただけで一貫しております。
あれもこれも…ほとんどが歴史小説、それ一辺倒です。
A型は歴史好きが多いですが、能見俊賢はそれを看板にできそうなほど。

それにしても能見俊賢の頭の中は、実にシンプルでスッキリ整理されていたのかもしれません。
確かに、能見俊賢という人物は、そういう方でもありました。
彼が私に、常に警告していたことがあります。
「余分な知識ばかり詰め込んで、決して頭でっかちになるな!」
この厳しいお言葉のおかげで、ギガ生意気な私が、メガ生意気ぐらいですんだのだと、思うたび感謝しています。

そして面白いことに、あれだけジャンルの広い能見正比古の蔵書には、歴史小説はほとんど見当たりませんでした。ここはA型とB型の、袖を分かつポイントなのかもしれないですね。
ところがですよ。これまた面白いことに、両者の好む本に、共通のジャンルがひとつだけあったのです。
それは、SF小説でした。
SF小説の本に関しては、どうやら2人は共有していたようです。
「ケン坊、これ面白かったぞ、読んでみろ」
「オヤジ、これ面白かったよ、読む?」
みたいな感じですね。

お2人は、血液型人間学の未来について、よく語り合ったと聞いています。
考えてみれば、科学者たちは未だに、血液型の真相の、”シ”の字もつかめていないわけですし、だとすればこの分野って、今のところSFのようなもの、とも言えるのですよね!

2018-01-06

赤穂浪士、大石内蔵助の血液型は何型か?

大石内蔵助の血液型は?俳優さんの演技で予測してみる


赤穂浪士といえば年の暮れの話題。年明け早々の記事としては、少々季節外れになってしまうのですが、昨年末にたまたま再放送や昔のビデオを観る機会があり、大石内蔵助の血液型が気になったのです。

血液型が判明していない人物について、血液型をあれこれ予測分析するのが得意でないので、当ててやろうなんて気概は全くないのですが、そういえば、大石内蔵助はいろいろな俳優さんが演じているんだなと思い、俳優さんの血液型の違いで、演じ方も違うんだろうなと思ったわけです。

「赤穂浪士」「忠臣蔵」をテーマにした作品は、数えきれないほどあります。
”忠臣蔵を愛してやまない”という漫画家・もりいくすおさんが、ファンサイトを作って下さっているので参考にさせて頂いたのですが、最近の作品はコミカルなものやパロディっぽいものも多いようです。
以前は、「師走といえば”忠臣蔵”!」「今度は嫌われ役の吉良を誰が演じるか!?」なんてことが話題になったものですが、21世紀になった頃から、あまり聞きませんね。
さすがにもう、時代遅れなんでしょうね。
ここではとりあえず、オーソドックスな作品に出演している大石内蔵助役を書き出してみました。

中村勘三郎(O)
三船敏郎(O)
北大子欣也(A)
松方弘樹(A)
里見浩太郎(A)
宇津井健(A)
萬屋錦之助(A)
長谷川一夫(A)
高倉健(B)
平幹二朗(B)
松本幸四郎 九代目(B)
高橋英樹(B)
緒形拳(B)
山村聰(A?AB?)

すると、どうやらA型が多いんですね。
「忠義の為に!」というのがテーマとなると、やはりA型が適役なのか、という気もしてきます。
しかし案外、B型の役者さんも多いんですね。
O型は意外に少なくて、AB型に至っては居ないのかもと思いきや、山村聰さんが、あるいはAB型かもしれません。(WikipediaではAB型となっています)

私はもちろん、リストにあげた俳優さんが出演している作品全部を観たわけではないのですが、彼らが演じる大石内蔵助がどんな感じかを想像してみることにします。

主君の仇を討つという忠義と悲壮感を演じるとしたら、やはりA型の右に出る者はないかもしれません。
そして武士としての所作や家老の貫禄を、いかにもカッコ良く決めるのも、A型の得意とするところ。
中でも私が、その演技にいたく感動したのは、里見浩太朗さんの忠臣蔵。
討ち入り前夜、浅野内匠頭の正室、瑤泉院(多岐川裕美)に挨拶に伺うシーンがあるのですが、そのセリフまわしと所作の美しさには、見入ってしまいました。
城を明け渡した後は、何の音沙汰もなく、久しぶりの面会という設定ですが、しかしスパイの存在に気付いた大石内蔵助は、瑤泉院に討ち入りについて明かすわけにはいきません。
内蔵助は、瑤泉院を前にして、丁寧に言葉を選び挨拶を述べます。その発せられたひとつひとつの言葉には、君主の奥方に対しての、誠の家臣たる敬いと真心が込められていて、しかしそうでありながら、決してひれ伏すことはなく、凛とした武士としての尊厳をみごとに保っているのです。
「何という清々しさ!」「おお、これが武士の振る舞い、武士の心か」と、武士道など、あまり分かっていない私にも、武士の何たるかを垣間見たような気になりました。
こういう、実に丁寧な演技というのも、A型の俳優ならではだろうなと思います。
長谷川一夫さんをはじめ、A型の俳優さんたちには皆、そうしたカリスマ性をかもし出す雰囲気や、演技のきめ細かさなどに共通したところがあるように感じます。

一方、案外多かったB型俳優陣。
所作の美しさやカッコ良さという点では、どうしてもA型に一歩ゆずる感じがするのですが、義理と人情を表現させたなら、こちらはB型の得意とするところなのです。
高倉健さんや緒形拳さんなんかは、まさにそういう役者さんたちですね。
実際、B型俳優さんの演じた忠臣蔵は、武士道的なカッコ良さより人情味に焦点をあてている作品が多いようです。
そもそもB型のカッコ良さというのは、”武士”とか”所作”とか、そういう形式ばったものではなく、その人らしさからくるカッコ良さです。
だから高倉健さんも緒形拳さんも、彼ららしいカッコ良さで大石内蔵助を演じていただろうと思います。

O型が少ないのには少々驚きでした。
中村勘三郎さんのエピソードでは、沈着冷静な大石内蔵助を演じてくれということで、涙はナシという設定だったそうなのですが、勘三郎さんは役になりきってしまったあまり、つい自然と涙が流れてしまったという場面があったのだそうです。
心を隠して粛々とコトを進める大石内蔵助を演じるのは、感情豊かなO型向きではないのかもしれないですね。

山村聰さんの大石内蔵助は、だいぶ柔らかい感じになったそうです。
他の役者さんが演じた大石内蔵助とは一種異なる雰囲気を見せたのだとすれば、山村聰さんは、AB型と考えていいのかもしれません。

もちろん、忠臣蔵は史実に基づいているとはいえ、だいぶ装飾が施されている面もありそうです。
それでも、こうしてそれぞれの血液型が演じた大石内蔵助を眺めてみたところ、どのタイプがしっくりくるかと思えば、やはり「A型」と予測するのが無難な線か、という気がしています。
まあ、私の世代では、大石内蔵助に対する固定観念をなかなか拭えないのは否めませんが。
しかし、人物像はともかくとしても、1年以上も世間の目をくらませながら、討ち入りを実現させたという点でも、A型と予測するのは妥当かもしれません。
討ち入りの計画は、慎重に、綿密に、具体的に、そして辛抱強く進められたに違いないでしょう。
それら4項目を合わせ持ち、実現させられるとしたら、A型だろうな、と思えるからです。


東京都港区泉岳寺・大石内蔵助の銅像
(Wikipediaより)
実物に似ているのだとすれば、A型らしい顔立ちに見えますが…。

2017-11-05

Terima Kashi ! インドネシア2017年 Vol.5

カリマンタン島で一番大きな街サマリンダでA型&B型の最強コンビに遭遇!

サマリンダはカリマンタン島で最も賑やかな街です。
市街の中心には巨大なイスラムの聖堂があり、大きなモール、カラフルで立派な家々が建ち並びます。
この市の中心には海のようにも見える大きな川(マカハム川)が流れています。

ここでのゼミはB型プラノオ(ニックネームしか分からない)さんとA型ヘレンさんの、2人の協力で行われました。
彼らはビジネスパートナーだそうで、するとA型×B型の最強コンビということになりますね!
AとB、お互いの力を分かち合った時、非常に優れたプロジェクトが成し遂げられることは、日本においてもたくさんの成功例があります。
B型プラノオさんは幼稚園から大学までのさまざまな先生方のために、ユニークなコミュニティを作っていて、楽しいイベントをいろいろ開催しているということです。

ゼミの前日に2人がホテルに訪ねて来ました。
エヴァさんはサマリンダでのゼミの準備を、彼らに全て委ねていたらしく、電話でやりとりしただけだったということで、この時初めて彼らと会うといいます。
ところがプラノオさんとエブァさん、さすがB型同士ですね~挨拶もそこそこに、直ぐに意気投合した様子。
さっそく大いに話が盛り上がり(会話の中身は全然分からないけどね)、瞬く間に、その場は笑いの渦が広がってゆきます。

プラノオさんは言います。
「明日はたくさんの先生方が来るよ。だから学校は休みだよ!」

サンガタやベンガロンのゼミの時もそうだったらしいのですが、ゼミに先生方がみーんな来てしまうので、学校が休みになっちゃうのだそうです。そしてここでも、やはり学校はお休みになっちゃったんですね…。(恐縮です)

さてそして、ゼミの当日です。
B型プラノオさんの司会で始まったゼミは、何だかとっても楽しい雰囲気♪
そのうちに、みんなでカワイイ歌なんかを歌い始めています。
「エー」とか、「ベー」とか、「オー」とか歌ってるから、たぶん血液型の歌のような気がするんだけど、そんな歌がインドネシアにあるの、、??
みんなで指文字なんか作って、大合唱なんですけど、これはいったい何だろう?

隣のホリさんを見ると、一緒に楽しそーに歌ってるけど…どうやら状況を通訳してくれそうには、ない…かも?(笑)
よく分からないけど、とっても楽しそ~。笑笑
とりあえず皆んなを真似て、私もやってみました。

後になってようやく教えてもらったのですが(また後になってか?)、プラノオさんは、前日にエヴァさんと話したあとで、即興で替え歌を作ったのだそうです。
歌はインドネシアの人なら誰でも知っている歌なのだそうで、そこに上手く血液型を差し替えたようです。
ナンタラカタラでエー(A)♬
ナンタラカタラでオー(O)♬
みたいな感じです。
そしてついでに指文字も加えました。
歌の効果は絶大で、会場は見事に1つになり、大いに盛り上がったというわけです。

B型さん、即興アイデア得意です。
プラノオさんは100パーセントB型性を発揮してらっしゃるような方でした。
ゼミの後、「各血液型に合わせたゲームを考えてみるよ!」と言っていたそうです。
せひ、お願いします。楽しみですね!

プラノオ(Pranowo)さんの活動はFacebookで見ることができます。

写真の方が「Pranowo Pranowo Pranowose」(←リンク先です)トレーナーのB型さんです。

先生と子供たちが楽しめる面白いゲームなど、遊びながら学べるものなどを開発・創造して提供したりしているようですね。

右からA型ヘレさん、隣がB型プラノオさんです。

A型ヘレさんは、急遽決定したこのゼミをたった2週間でアレンジしたそうです。そしてゼミはなかなか良い感じで”大成功!”市の文部省長もしっかり同席しました。さすが~A型の仕事は抜かりないですね。


2017-08-12

O型になりたいA型が、こんなにも多いその理由

A型の人は、なぜに他の血液型になりたがるのか?


最近開催しているワークショップやサロンなどでも度々テーマにしていたのですが、ずいぶん前からいろんなところで「生まれ変わったら何型になりたい?」というアンケートを取り続けています。

その回答結果で、いつも興味深いところは、「A型さんは他の血液型になりたい率が高い」というものです。

それはもう、本当に、第一にはA型の人々の向上心の表れとしかいいようがないのですが、別の側面から分析するなら、A型の性質が完璧主義的な故、足りない部分に焦点を合わせやすいということも挙げられるでしょうし、その完璧主義的性質のあまり、自分自身に疲れ果て、もうA型は懲り懲りと思う場合もあるでしょうし、あるいは案外、どの血液型よりも人に対する好奇心が最も旺盛なのかもしれない、などと、いろいろ考察できるわけなのです。

中でも更に興味深いのは、A型の人が自分以外の血液型を回答する場合、B型と答える人が最も多くなることです。
A型にとってB型というのは、全くもって対照的な性質を持っている相手なのです。
それを見て私は、益々、「A型の人たちって、本当に向上心が強いのだなあ」と、感心してしまうのです。

だって、じゃあもう一方のB型さんの方はどうかというと、A型と回答する人は一番少ないのですよ。
これじゃあまるで、A型の片思い?のようにも思えてしまう結果なのです。
まあこれは、こうしたところにさえ、A型とB型の対照性というのは表れているのだ、という、不思議さでもあるのですが、このA型とB型の興味深い相性関係については話しが深くなりすぎるので、ここではこれ以上触れないことにします。
とにかくA型の人々が、(他の血液型の人に比べて)別の血液型になりたがっている人が多いというのは、事実として言えることだと思います。

A型はB型に憧れるのに、実生活ではO型を目指すホントの理由とは?

それで引き続き、いろいろなところで話を聞いてみますと、なるほどと思うような別の事実があります。
あるB型の研究員メンバーと雑談していたら、彼がこんなことを言い出しました。
「友人のA型が、”オレをA型と言うな~オレはO型を目指しているんだ~!”と張り切ってますけどね。ボクのようになりたいというA型には、未だに会ったことがないですけどねえ(笑)」

これはまあ、笑い話のひとつなわけですが、確かにそういえば、A型の人は「ワタシ、O型に近いA型だと思うんですよね、母がO型のせいかな…」というようなことをよく言います。

どうも実質的な日常でのA型は、こちらの意見の方が多いようなんですよね。

ということはつまり、A型は、B型の性質には憧れるけど、あまりに自分と違い過ぎるB型になるのは難しいので、もしも目指すなら、O型を目指す、ということなのか?
とも思えますし、そしてまあ、いずれにしてもA型の人たちは、どうやら自分の細かいところを気にしすぎてしまう性質を無くしたい思いがあるらしく、それで大らかに思えるO型的な気質になりたい、というところなのかな。
などと、私は想像したりしていたのです。

けれど、それが物理的(科学的?)な理由による明らかな現象であることを、最近改めて確信したのです。
どういうことかといいますと、ABO遺伝子の構造によるものです。
多くの人はDNAの配列など、ほとんど興味はないと思うのですが、一応ここに、その塩基配列を紹介しておきます。



図でも分かるように、O型とA型の塩基配列というのは、とてもよく似ているのです。
位置が微妙に違うだけで、核酸の種類も順序も全く同じになります。

ところがそこで大きな違いがおこるのは、O型の場合はそれが活性しないような構造になっているからです。
これをフレームシフトを起こしていると言うらしいのですが、そのためO型の場合、持っていながら使わない(使えない)状態にあるということです。
そしてA型は、それが何事もなく活性しているので、その核酸よる生合成の威力が発揮されるというわけです。

つまり、A型の活性部分を無くしてしまうとO型になってしまう、ということでもあるのです。
そうだとするなら、”A型の人がO型になろうとする現象”は、あながち戯言でもなく、単なる”無いものねだり”というわけでもないところがあるのです。
あるA型に、自分の持っている「”余分なもの”を外してしまおう」という発想が起こったとしても、ぜんぜん不思議ではない気がするのです。
実際、それを実現化した姿をO型に見ているわけですし、何となく「O型になれそうだ」という気分になっても、DNA的には不可能ではない挑戦とも言えそうでして、A型の人たちはO型を見て、妙に共通するものを感じているのかもしれません。

ああ、A型さんたちは鋭い!

まあでも、A型の日々のストレスとか、ストイックな思いとかをはぶいて言うのなら、せっかく持っているA型的な武器(強み)を、まずは磨くのがいいとは思うのですけれど。
その完璧さ、その精密さ、その思慮深さなどは、確実に保持しながらも、その上で更に、それに伴うネガティブな部分というのを外すことができたなら、それはもう、怖いものなしなのです。さすれば、まったくもってA型最強!となるわけであります。

それにしても、DNAの配列を眺めただけでも、何かを物語っているのがABO血液型なわけです。
その何かが何なのかは、今のところ分かりませんが。
それが分かる日をとりあえず楽しみにして、私たちは、それぞれの道を究めてゆきましょう。

追伸:写真の意味は特にないんですよ。違うモノを愛する動物たちの姿が微笑ましいので画像をお借りしました。人間もみんな、異なる性質を理解しながらもっと仲良くすればいいのにな…。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…

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2014-06-10

2014W杯サッカー日本代表(取材補足)

代表選手にB型が少ないのはなぜだろう?

サッカーワールドカップまであと3日となりました。
先日、女性自身(光文社/6.24号,P179)さんから取材を受けたので、記事の内容にちょっとだけ補足しておこうと思います。


巷では、「今回の選手にB型が少ないのでは?」と言われているそうですが、たしかに数字で表すと、【O型/8名_34%、A型9名_39%、B型3名_13%、AB型3名_13%】となり、記事にもそのように書いてあると思いますが、チームワークを重視してメンバー構成を行うと、結果的にどうしてもB型が少なめになるのです。
ザッケローニ監督の性質や発言を聞いていると、日本チームの良さを引き出すにはチームワークだということを考えているのだろうと、私は想像しています。

だとすれば、B型の少なさは問題ではないし、そもそも大舞台に強いB型、そしてその勢いのパワーは、他のタイプの2~3倍あると思って良いのです。
ただし、B型の人数は少なくてよいのですが、技能と肝っ玉に特に優れたB型をキーマンに置いておくことはたいへん重要ではあります。
柿谷選手がそういう活躍をしてくれるとイイのですが…。

それで尚、B型の少なさがチームにマイナスな影響を与えることがあるとすると、O型の元気が少し抑えられる可能性があるということです。
O型とB型が組むことで、チームに勢いというか活気が増幅されるのです。
O型の元気にあおられてB型は気分を乗せていける。O型もB型の勢いに更に活気づく、という感じです。
逆にO型がA型と組むと、確実に仕事をこなしていけますが、少々パワーが抑えられる可能性はあります。

サッカーについては私自身が勉強不足で、選手一人一人のキャラクターについてあまり言及できなくて申し訳ないです。

[日本代表メンバーの血液型]
GK川島永嗣O型
西川周作AB型
権田修一A型
DF今野泰幸A型
伊野波雅彦B型
長友佑都O型
森重真人A型
内田篤人O型
吉田麻也O型
MF酒井宏樹A型
酒井高徳A型
遠藤保仁AB型
長谷部誠O型
青山敏弘B型
山口 蛍A型
FW大久保嘉人A型
岡崎慎司O型
本田圭佑AB型
香川真司A型
清武弘嗣O型
柿谷曜一朗B型
斎藤 学A型
大迫 勇也O型
監督 アルベルト・ザッケローニ不明