2022-02-09

2022冬季オリンピック~氷の祭典を血液型で観察してみる



冬のオリンピックが開催されています。

まずは日本代表選手たちの血液型データを、一部ですがご紹介します。

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◆フィギュアスケート

(男子)
羽生結弦(B型)
宇野昌磨(B型)
鍵山優真(O型)
補欠:三浦佳生A/友野一希B/三宅星南A

(女子)
坂本花織(B型)
樋口新葉(A型)
河辺愛菜(O型)
補欠:三原舞依A/宮原知子B/松生理乃B

(ペア)
三浦璃来(O型)
木原龍一(A型)

(アイスダンス)
小松原美里(B型)
小松原尊(O型)

◆スピードスケート
(男子)
新濱立也(A型)
森重航(?)
村上右磨(B型)
小島良太(?)
一戸誠太郎(B)
小田卓朗(A )
土屋良輔(AB)

(女子)
小平奈緒(A型)
高木美帆(O型)
郷亜里砂(A型)
佐藤綾乃(A型)
高木菜那(A 型)
押切美沙紀(O型)
小坂凛(O型)
堀川桃香(B型)

◆カーリング女子
(ロコ・ソラーレチーム)
藤澤五月(A型?)→(O型?)
吉田夕梨花(A型)
鈴木夕湖(O型)
吉田知那美(A型)
石崎琴美(B型)

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※今後の競技を観察しながら、コメントを書き加えていきたいと思います。


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◎その後のご報告が遅くなってしまいましたが、選手たちの活躍をピックアップして以下にまとめます。


▶アイスホッケー女子

B型美女はアイスホッケーがお好き?


日本のアイスホッケーチームは不利な環境条件がありますし、まだまだ強くなれないというイメージがありましたが、今回の女子チームは想像以上に活躍してくれました。

興味深かったのは、B型率が異常に多かったことです。

血液型人数分布
O627.27%
A731.82%
B940.91%
AB00.00%
合計22100%
血液型不明の人数1

なんと、日本人平均から想定される倍の人数です。アイスホッケーは消耗が激しいために選手が次々と入れ替るのだそうですが、先行メンバーにはやはり強豪選手がスタンバイすることが多いらしく、すると、GK以外は100%B型という試合もありました。

さて、これはいったい…?それで、研究メンバーの意見などを聞きながらいろいろ考察してみました。

Q.B型はアイスホッケーを好むのか?あるいは得意なのか?

確かにB型は、一般的には少々珍しいような、マイナーなことに関心を持つことは多いのです。ただし、全国のアイスホッケーチームの構成をざっと見たところ、中にはO型が半数以上のチームなどもありましたので、全体象は見えませんでした。つまり今の段階では、アイスホッケー女子チームにB型が多いとは言い切れません。

Q.B型がアイスホッケー競技と同調する特性があるとすればどんなところが考えられるか?

スピード感が…でしょうか。B型は、音楽などでもリズムカルで速いスピードを好む傾向があります。ノリが良いのが好きなんですね。アイスホッケーのように目まぐるしく展開が速いのは、好みかもしれません。また、B型の物おじしない積極性なども、こうした激しいスポーツでは生かされそうです。

結論は、今大会の選抜チームにおいて、監督・コーチ陣が、積極的に得点できる選手を抜擢していったら、結果的にB型がこんなに多くなった、ということだと思います。チームワークより得点することを重視したんですね。(そもそもアイスホッケーとはそういう競技なのかもしれませんが。) ちなみに、GK3名の血液型はA型2名とO型1名した。この大会では特にA型GKが活躍したようです。これもまたA型らしい配置です。監督・コーチの選抜が、功を奏したということで、それが結果的に血液型の偏りとして現れていたということでしょう。

それにしても、アイスホッケー女子チーム、美人さんが多いのです。ヘルメットを被っているので競技中は一切お顔が見えないのですが、実は…!という感じであります。


▶カーリング女子

AOチームの明るい結束力で銀メダルを手にしたロコ・ソワーレ


チームのリストは前出してありますが、藤澤五月選手の血液型が公式にないのではっきりしません。しかしおそらく、A型とO型のチームであることは間違いないでしょう。

度々ご紹介しているように、目的が明確であるときのチームワークということに関しては、A型とO型はすばらしい結束力を発揮できます。そもそも”集団性”に対する観念に共通点があるので、合わせやすいのです。それに加えてロコ・ソワーレの場合、ミスがあっても、たとえ追い込まれていても、常に笑顔でポジティブにいようとする姿勢が、目に見えるカタチでも見えないカタチでも、非常に良く働いていると感じます。

A型スポーツ選手が、自分の弱点を克服しようとするとき、まず取り組むことはミスしたときの回復力でしょう。それが独りスポーツの場合、A型にとってそれなりの試練になりますが、こうしたチームの場合は、お互いの痛いところが分かり合えるので、「いいよ~」「大丈夫だよ~」と、上手くフォローし合うことができます。ロコ・ソワーレチームは、その術を身につけているんですね。


▶スピードスケート

O型エネルギーが全開だった高木美保選手のパワー

今大会の高木美保選手の活躍には驚きでした。
500m-銀メダル、1000m-金メダル、1500m-銀メダル、そしてパシュートにも出場して銀メダルを獲得しています。その他にも、6位入賞でしたが3000mにも出場したんですね。ひとりが5種目も出場したのは男女共に高木選手だけ。もしかすると日本史上初めてかもしれません。(過去に橋本聖子さん(B型)が4種目出場しました。)

なぜにこんなにパワフルなのか。O型だからと言ってしまったら、大へんにヒンシュクを買いそうですし、もちろんそう単純なことではありません。とはいえ、O型でなければ成し遂げられなかったもしれないな、というのは正直あります。

実際に、O型が他よりエネルギー代謝が旺盛であることは、生物学的にもある程度の割合でわかっています。つまり、その分ハードな運動にも対応できるということです。そしてまた、O型の筋肉の質にも関係していると考えています。O型の筋肉なら、耐えられるということを証明したのではないでしょうか。

おそらくA型やAB型の硬くなりやすい筋肉では、何種目も出場するのは不可能でしょう。今回は残念ながら良い結果を出せなかった小平奈緒選手(A型)ですが、しかし小平選手はものすごい頑張り屋さんで、現在のスピードスケート女子界を引っ張ってきたともいえる存在です。そんな小平選手でさえ出場種目は最小限にしています。


▶スノーボード

宙を舞うのは怖いもの知らずのO型とB型?


スノーボードというと、わたしぐらいの世代にとっては、”若者の好む遊び”というイメージが離れません。観ていてもとにかく楽しそうで、「若かったらなあ、やってみたかったなあ」なんて思ってしまうのは、わたしだけでしょうか。かといって、AB型のわたしにとって体質的に耐えられるかどうかは、分からないところでもあります。

今大会に出場した選手たちのリストを見ると、血液型が判らない選手も2割ほどいるので正確なところはいえませんが、A型が案外多くいます。ところが成績の良かった選手は、O型とB型でした。

村瀬 心椛 B型 銅メダル(ビッグエア)
富田せな O型 銅メダル(ハーフパイプ)
平野歩夢 O型 金メダル(ハーフパイプ)

技術的に益々高度になっている現在、空中で体を回転させる動作が多くなっています。すると体のバネ(この表現は正しくないかもしれませんが)が良く効く必要性を感じます。あるいは柔軟度もあった方が良さそうです。するとやはり、O型やB型の体質の方が力を発揮しやすい気がします。

定められた距離の中で得点をとれるパフォーマンスを見せていかなければならないので、どのようなパフォーマンス構成にするかも大事になってくるようです。O型の平野歩夢選手は、その場の競技の成り行きをみながら構成を組み立てることが出来るのだそうで、そこはO型の勝負師性を発揮できるところだと思います。今大会の平野選手の挑戦は、とても素晴らしかったです。


▶スキージャンプ

”形”の美しさを競うなら、A型に敵うものはいない!

ヨーロッパ諸国に比べたら温暖な気候の日本において、冬のスポーツが活性するのは少々不利というもの。しかしそれに風穴をあけてくれたのがスキージャンプでした。時は1972年の札幌オリンピック。笠谷幸生選手を始めとする日本選手たちが、金、銀、銅をみごとに獲得し、日本中が大喜びをしたのを覚えています。(残念ながら、選手たちの血液型が不明です。)

そのせいで、日本が積雪に不利な条件は変わらないにも関わらず、やけに期待してしまうことろがありました。しかし以後はあまり活躍できずにいたわけですが、1998年の船木和喜選手が久しぶりに金メダルを獲得し、今回は24年ぶりの金メダルを手にしたことになります。

小林 陵侑(A型)ノーマヒル(金メダル)、ラージヒル(銀メダル)

スキージャンプは、飛距離と形の美しさ、2点で競うことになります。とてもシンプルな競技なので、練習には本当に、根気が必要だと思います。そして形の美しさを追求するとしたら、A型に適う者はいないのではないでしょうか。日常生活の中の普通の人々の中でも、A型の動作や振る舞いの美しさは際立っているように思います。




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【関連動画】

・(2018年)平昌オリンピックを血液型であれこれ~フィギュアスケート