不思議!?わずか10分で血液型は人々に伝わる
バリクパパン(Barikpapan)は空港のあるシティ。
つまりカリマンタン島の玄関口です。
そのせいで外国人も多く滞在し、
腕出し足出しファッションも、許される雰囲気があります。
洋食風のレストランもたくさんあり、カリマンタン島はどの店もアルコール類は一切置いていませんが、
ここでもゼミを行いました。
ゼミの前日に、市の文部省にご挨拶に連れて行かれました。
なぜか、エヴァさんは、いつも文部省へ行きたがります。(笑)
日本の感覚からすると文部省なんてオーバーな、と思ってしまうのですが、どうやらインドネシアはジャワ島などの中心地以外の離島では、政府と市民の密着度が強いようです。
すると、文部省から推薦してもらえば、先生方も「了解!」という感じで集まってくれるのだそうです。(文部省といっても、日本で言うなら市の教育課みたいな感じでしょうかね。)
そしてインドネシアは、日本に対して非常に友好的な国です。
建国記念日の国の儀式の際には、日本の国旗も掲げてくれるんですよ!
インドネシアの独立を日本が支援してくれたという歴史的認識があり、今でも義理堅く思ってくれているのです。
日本はイイ国、先進的でスマートで見習いたい国、というイメージが今でも根強くあるようです。(日本人は、こうした事情も少し知った方がいいですよね)
そういうわけで、”日本人が来るよ”というのは、結構アピールになるみたい。(私でいいのか?笑)
さて、文部省室の席に着いたとたん、いきなり話し始めるエヴァさん。
私: 「エヴァさんは何を話してるんですか?」
ホリ:「 明日のゼミに先生方を呼んでくださいと言ってます」
私: 「もしかして、彼女は今日初めて彼に会うの?」
ホリ:「 はい、そうですよ。だから彼は、"え?ゼミは明日?
私: 「そりゃそうでしょ、今日の明日は、さすがに無理なお願いでしょう~笑」
でもエヴァさん、「そこを何とかお願い〜!」という感じで、
そして突如、私からも何か話せとふってきました。
(オイオイ。何て言えばいいんだ?)
仕方ないので、研究について説明しました。(お願いはしないよ)
しかし、省長さんもB型のせいでしょうか?
私たちの突然の訪問に、珍しさもあったからかもしれませんが、
他にも省長の側近ら、A型男性とO型男性、
エヴァ「 だって、こうして座ってるのを見るだけでも分かるでしょ?
A型男性: (O型男性を指して…)「そうだね、
エヴァ:「私はO型の旦那と離婚しようと思っていたのよ。
A型男性:「私の妻もそうだよ、毎日食べることばっかり考えてるよ(笑)私もO型の妻と問題あるよ(笑)イスラムは4人まで妻をもらえるから他の血液型とも結婚してみよ
私: 「4人なら丁度いいですね、全部の血液型の女性と結婚できますね」
A型男性「私の妻は毎日文句ばっかり言ってるよ」
私: 「O型の人は脳と口が直結してるから、
A型男性:「そうでしょ。一度、黙ってろ!って怒ったことがあるよ。
ホリ: 「省長さんはサッカープレイヤーだそうです」
私 :「ポジションはどこですか?」
省長:「 真ん中です」
私: 「ミドルプレイヤーはB型に合ってるんですよ」
O型男性: 「私はストライカーだよ!O型はそうでしょ?」
私:「 そうですね、O型はストライカーが得意です。そしてA型はゴールキーパーなどの守りのポジションで活躍しますよ」
A型男性:( ガッツポーズ!)
省長: 「さあ、皆んなで食事に行きましょう!
そして、
省長:「いつまでそれいじってるの?みんな待ってるんだよ」
A型: 「きちんと最後までやるから時間がかかるんですよ。
手前から、A型女性、B型省長さん、O型男性。左からA型男性、エヴァさん、ホリさん。
皆、笑い転げてとっても楽しそうですね。
彼らは今初めて、血液型の話を聞いたんです。
エヴァさんが、血液型の説明をし始めてわずか十数分!
それでこの盛り上がりようです!
血液型は民族や国の違いに、あまり関係ありません。
人間共通の、
とはいえ、特にカリマンタンの人々には、
なぜでしょうか…。
ここの人々は、
それにやはり、4つの血液型が揃っていることは大切なことです。
彼らは既に、日々の暮らしの中で、
美味しい蟹をご馳走になりました。
突然の訪問、誠に失礼いたしました。
そして、ありがとうございました。