恋愛と血液型の深い深い関係

能見正比古は、血液型と人間の関係について、さまざまな角度から眺め、考察しました。
政治、ビジネス、子育て、夫婦の問題、男女の恋愛、人生について、スポーツ。
それは人間が関与する、あらゆる活動に関係性を認めることができるからです。

どの分野も役に立つ情報はたくさんあり、でも日本では男女の愛情関係が主体となって広がった感じがあります。

そういうムードがあるからなのか、血液型のことをいうと、「女性は好きだよね、そういうの」と、男性に言われることも多いです。

そうなの?男性は興味がないの?

もし本当に興味がないとすれば、それはつまり、男性っていうのは人間のことなんて興味がないよ、と言っているようなものなのだけど。
もちろん、それが自分たちの人間オンチを自慢しているのと同じだとは、言った本人も気付いていないですが。

男子たるもの、血液型に関心を持つのは恥ずかしいとでも?
能見正比古などは、血液型人間学に男の人生をかけたのだけどな。

私は、こうした偏見に満ちた冷やかしが嫌い。
本質を考えることもなく、何でも茶化して誤魔化してしまう人々の、中身のない会話。

でもそういう私も、男性たちが時々そんな風に言うのを聞いているものだから、企業関係の講演なんかに呼ばれたときには、やっぱりビジネスのことを聞きたいだろうと、仕事に役に立ちそうなことをあれこれ考えて話してしまうのです。

ところが、講演の後に食事会などに出席すると、男性陣から次々に出る質問は「いや、最近女房と上手くいってないんだよね〜A型なんだけどさ」
というようなたぐいのものばかり。

だからそうでしょう。
男性も、人間のことがもう少し分かりたいと、心の奥底では思っているし、
分かったら、もう少し妻と上手くやれるんじゃないかとも思っているのです。

でもそういう事実を見ることはなく、血液型は女性が好きだと思い込んで、また、女性と言ったら恋愛だと思い込んで、本や雑誌は女性本位の恋愛論をテーマにしたがる。
ますます、血液型は女性と恋愛と深く結びつけられて、しかもそれは軽いお遊びだと、ねじ曲がったイメージが定着します。

これは、どれもがねじ曲がっている。
恋愛を軽く見るのも間違いだし
血液型を軽く見るのも間違いだから。

私たち人間の本当の探求は、一言で言えば愛なのです。
愛を理解し、愛を具現化したいが為に
さまざまな人生を送っているといってもいいかもしれない。
もちろん、愛とは広い意味の愛であり、男女の愛に限ったことではないでしょう。

でも、その中で男女の愛は、愛を知る入り口としてはとても分かりやすい。
男女の本当の愛情ともなれば、もっと深い夫婦のことになってくるだろうから、恋愛はそのまた序幕と言えるかもしれません。
もちろん、マザーテレサのように最初から人間愛に目覚めた聖者もいるでしのう。
でも、我々普通の人々にとっては、恋愛は愛に目覚めるための登竜門。

恋愛を軽んじてはいけない。
あなたと私の違いを認め、認めながらお互いひとつになろうとする、その過程を学ぶ貴重な体験なのです。

そして血液型は人間に関心があるか無いかのリトマス試験紙のようなもの。
もしもそこに、人間に関する情報が詰まっているのだとしたら?
無視するの?

血液型と恋愛、それは本当は、深い深いテーマ。
そして本来は男性も共に学ぶべきものなのです。