2012-12-30

”いっぱい”が好きなO型さん


(過去記事)by ichikawa

O型Kokoちゃんがカライカライ星から我々のワールドに落っこちてきて、そろそろ1年ぐらい経ちます。

思い出せば…

初めてのお仕事は、お客様にお茶を出すことでした。

Kokoちゃん、緊張しながら、丁寧に湯飲み茶碗をお客様の前に出してくれたのです。
が、私は心の中で可笑しく笑いがこみ上げていました。
なぜかというと、その湯飲みには、お茶が溢れるばかりにいっぱ~い!入っているんです。

その丁度少し前、幼稚園児たちに、ジュースをみんなで仲良く飲もうねっ!
っていう実験を行いました。
テーブルにはさまざまな形のコップが置かれています。

A型グループは、みんなで示し合わせて、おんなじ形のコップを持ってきて、
1人がみんなのコップを並べてジュースを注ぎ分けました。
「あ、こっちがちょっと少ないよ!」
なんて言いながら、1ミリたがわず平等に分けて、
“み~んなおんなじ!”
って感じで嬉しそうに仲良くジュースを飲んでいました。

そしてO型さん。
A型さんとは反対に、自分の好きな形や大きさのコップをそれぞれ持ってきます。
誰かが手にしたコップはわざと避けて、まるで自分の個性を主張するかのように、
小さかったり大きかったり、それぞれ違うコップを持ってくるのです。
そしてそれぞれ自分のコップに、溢れんばかりに
“いっぱ~い”
ジュースを注いでいます!
小さいコップだと少ししか入らないとか、そんな細かいことはどーでもよろしい!?
とにかく「いっぱ~い!」が嬉しいんです。

その実験を思い出して「やっぱりO型~」と、可笑しくなってしまったわけです。
そして、お客様、熱いお茶がいっぱいに入っているので、持とうとしたら、
「あちっ!!」なんて、小声で言ってるので、尚更笑いがこみ上げてきてしまったのですよ。


後でKokoちゃんにその経緯を話しました。
「え~~、そうだったんですか。気をつけま~す」
それからというもの、湯飲み茶碗には、お茶がお上品すぎるぐらいに8分目に減ってしまいました。 
…なんか、淋しい。

そしたらある日の来客の時、Kokoちゃん新しい湯飲み茶碗を用意してきました
それには取っ手が付いている!
これなら、いっぱ~~い注いでも、熱くないもんね。
「だって~、いっぱいだと幸せなんだもの~」
と、Kokoちゃん、とっても嬉しそうに言いました

“いっぱ~い!” これが、O型の、純粋な感性なんだな、きっと。

2012-12-17

A型の律儀さに敬服


[過去の記事]by ichikawa 

秋の始まる物悲しい気分の頃、中国の友人からメールを受け取って、すっかり感じ入ってしまいまいました。
彼女は北京に住むA型さんです。
本職はカメラマンですが、日本と中国を行ったり来たりしながら新規ビジネスのルートを作って活動しています。
4ヶ月程前、彼女が日本に来たのを知って連絡を取ってみると、日本のお父さんが倒れて駆けつけたというのです。
中国人が日本に長期滞在するには、日本人の身元保証人が居ないといけない。

そして中国人は、その方たちを日本のお父さん、お母さんと呼んでいます。

とはいえ、同情しながらも、少しぐらいなら会う時間を作ってくれるだろう、彼女に何度か連絡を入れました。
しかし彼女はきっぱり言うのです。
「お父さんは危篤状態でいつどうなるか分からないのです。今は、とても会う余裕がありません」
医者からはもう回復の見込みがないと告げられ、しかし、お父さんは苦しみながらも頑張って生きている。彼女は、いつ逝ってしまうか分からないお父さんに会いに、毎日欠かさず病院に通っているそうです。
それから4ヶ月が経った今、あれからどうしたかとメールを入れてみました。
すると、今もまだ、毎日病院に通う日々が続いていると言うではありませんか!
「もう、
120日以上通っています。他の家族は(つまり本当の血族ですよね)皆だんだん来なくなったけど、私にはお世話になった恩人に対してそれができません。私には、信念があります」


なんという…A型の信念と頑張りか。
実は、とても似たような話しがつい最近ありました。
これは、私にとって非常に辛い出来事でした。


私たち研究センターが、もう10年近くも韓国のとある出版社と、血液型人間学を韓国に広めるために協力し合っていることは、お伝えしてきました。
その出版社には、私たちの研究に心から賛同してくれて、私とはお互いに同志として、深く友情を温めてきたA型の室長さんがいました。

「このプロジェクトが成功したら、2人でマッコリを飲み明かしましょう」
「その日が楽しみです。それまで、私は毎日お寺にお参りに行きます」
会う度に、涙ながらの契りを交わしたチングです。

しかし数ヶ月前にソウルに行ってみると、社長(B型)が気重そうに私に言います。


「室長は辞めました」

「・・・え っ?」


理由は、彼女のお母さんが、脳梗塞で倒れたからだというのです。

半身不随になってしまった彼女のお母さんは、1人では何もすることが出来なくなってしまいました。
他の兄弟や周囲は、介護してくれる施設に預けた方がいいじゃないかと彼女を説得したそうです。
しかし彼女は
「私はずっと一緒に暮らしたお母さんを人に預けることなどできません!私が1人でも面倒を見ます!」
そう決意すると、毎日お母さんを背中におぶって、病院に連れて行ってるのだそうです。
そして、社長には
「仕事のことも、能見先生や市川さんにも、本当に申し訳ないと思うけれど、私はお母さんの面倒を看ると決めました」
そう告げて、去っていったのだそうです。
室長の心情を思い、そして同志を失ったショックで、私はただただ、絶句しました。

正直…AB型の私としては、何もそんなにきっぱりさせなくてもいいじゃない?

看病もして仕事もその合間でするような工夫はできないの?
…と、この2人のA型友人たちに言いたくなる未練があるのです。

だけどA型さんは、BやABのように、2つのことに同時に気持ちを傾けるような適当なことが出来ないのでしょう。
それに、こういう室長の信念があったからこそ、血液型人間学が韓国に広まる土壌を作ったのです。
彼女がこの研究に、どれだけ貢献し、どれだけ時間と思いを費やしてくれたことか。
ああ、こうして、ここにも、信念を貫こうとするA型さんが、また1人居ました。

私は、2人のA型友を思い、敬服し、そしてじっと静かに見守るしかないのでした